マクスウェルの悪魔と人間−制作後記−
テーマは「駄作」
「ゲームってやっぱりさ、駄作であるべきだと思うんだよね。」
そう思ったのと、自ら駄作を作るという苦痛を愉しむべく作ったのが今回のゲーム。
「よくわからない」というのは駄作である十分条件だと思ったので、それっぽいテーマとして頭の中にあった
「マクスウェルの悪魔」をモチーフにしてみました。もはや原型とどめてませんが。
ちなみに、タイトルが長いのも駄作な感じを出すためです。
駄作とはリアリズムである
なぜ駄作が作りたかったのか考えてみました。すると、
「INV」
で心がけた「ひねくれていて、まっすぐな」ゲームの否定であることに気付いたのです。
というのは、「単純である」ということはある種のモードに則るということであって、
一方現実というのは無限の複雑性を持つ構造体であるから、
「ひねくれすぎてよくわからない」ゲームというのは少し現実に近いと感じるのです。
こういうリアリズムみたいなものを追求したかったわけです。もう二度としたくありません。
その他
今回は表示する要素が少なく、しかも変わらないので、酷いプログラムになってます。
全てのエレメントがルート要素の直接の子になっていて、参照はすべてその通し番号で行うという。
ボタン管理はもうパターンが成熟しましたね。
ギャラリー
ホーム